精神の段階は、その人の哲学によって決定されます。哲学とは価値観です。人により多種多様ではありません。およそ7つに類型化できます。

 それは瞑想で到達した段階ではありません。ブッダは瞑想でたどりついた段階の精神になれると考えました。が、現実、瞑想で50-70段まであがることはできます。が、ほぼ全員、瞑想者の基本的な価値観は、瞑想前と変わりません。よって、瞑想でほとんど変わりません。

 瞑想によって悟り、価値観ががらっと変わったというのは、実に表面的な変化で、実質的な信条の体系はかわってません。一つの価値観体系を変えるには、感覚、知覚、テーマ、具体的な悟り(新たな知見)などすべてあわせると、30以上の気づきが必要です。たった一つ悟っても、大勢に影響しません。

 子供の時か青年の時に固定された価値観のままです。精神の中身が何も変わっていないので、瞑想ではほとんど何も悟っていないのです。目をつぶって、何も考えず、その段階のテーマを深く理解することはできません。新たな知見を得ても、それが本人の価値観を大きく変えるものではないのです。

 段階の哲学 人口比率 どういう哲学か
1、内面感覚 4% - 知的障害者
2、外部感覚 8-13% - 知的障害者
3、知覚主義者 60〜70% - 快楽主義者、難しいことは考えない人
4、運動論者 10-15%未満 - 一般人
5、理性 内的 1-2%未満 - ソフトウェアエンジニア 学者
6、理性 外的 0-1%未満 - 思想家、優秀な学者 女優や男優に多い、
7、理性 空間 1/20万人 - 9次元 案外、大勢いる
8、理性 面 1/200万人 - 10次元 意外と多い。

あなたの哲学はどれですか? それが今のあなたの精神の段階です。

実際には、1段階に2つタイプがいます。段階初期と末期の精神です。ほとんどの人は価値観の発展を段階の初期で止めます。瞑想に精通するごく少数の人々は、そこから段階の末期まであげます。

 この哲学は、発達心理テーマを見失った時に止まります。4,7,10,13,16,19,22,25,28歳です。ほとんど精神の段階は子供時代に決まります。なおこの段階は天国の計画で決められており、無理やりに上げることは現在の科学ではできません。瞑想でも上がりません。これらの哲学は3歳進むごとに1段階あがります。これは、人の哲学を分類するのに役立ちます。

 瞑想で段階をあげられないのは、何かの力が止めているからです。また段階を1つマスターするのに通常は3年かかります。30-100以上の悟りが必要です。一つの段階の差は、小さなもののように見えますが、実際は小学生と中学生くらいの差、大学生と高校生くらいの哲学理解の差があります。何も感じないで、何も考えないで瞑想しても、その差は埋められません。

2020/11/4 修正