私は大阪の瞑想の達人です。 瞑想者は目を閉じると、心の中に入ります。そこで上下左右、前後に動きます。見えるもの、感じるものを観察します。心の中で動きまわります。

 この心を「心の空間」、もしくは「瞑想空間(マインドスペース)」と呼ぶことにします。今回、心はどういう空間かを明らかにします。

 瞑想します。目をつぶると、心の中にいます。そこで何かを見ます。中を聞きます。考え、感情を探り、段階のテーマを感じます。その時、あなたは心のどこにいるのでしょうか?

 瞑想で五感を感じ、段階をあげる、透視する、仏を見るなどはどうするとできるでしょうか。心のどこに行くと体験できるでしょうか。瞑想の最中に感じる空間をこれから説明します。

心の中
 仏教では頭の中に卒塔婆があります。ブッダの骨を入れたのが卒塔婆です。寺院に石で作られた卒塔婆がたくさん置かれています。庭の灯籠も卒塔婆のようです。東南アジアの寺院は卒塔婆の形をしています。なぜ、この形なのか。そういう古い知識は日本にありません。受け継がれているのはチベットくらいです。実は卒塔婆は瞑想で感じる脳内そのものです。
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卒塔婆とは何か
 曼荼羅は下に沈み、見ます。無我は前に進み、暗闇に入り感じます。チャクラは後方横に下がり、入ります。瞑想中に卒塔婆の中を動き回ると、仏教の精神世界が開けます。これらはほぼ卒塔婆の中で体験します。

 卒塔婆は頭の中にあります。およそこの辺りで、このサイズです。簡略化するために、直方体に近いです。卒塔婆の形よりもこちらが実際に近いです。
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 黒い箱は脳内にある心の空間です。心の地図を立体にしたものです。この中を動いて五感と理性、透視、幽体離脱、曼荼羅、仏などを体験します。瞑想で卒塔婆の外に出ることもできます。が、瞑想の素晴らしい体験はほとんどは卒塔婆の中でします。

卒塔婆の各部位
 私は研究してつきとめました。世界初でここに公開します。卒塔婆は瞑想者にとって脳内地図です。卒塔婆を知ると、どこで何を体験するかを理解できます。頭の中の黒いエリアの中を動き回ります。

1, 仏のエリア
2, チャクラのエリア
3, 段階のテーマのエリア
4, 心のエリア
5, 記憶のエリア
6, 意識(五感・認知)のエリア
7, 肉体のエリア

1, 仏のエリア
 心のエリアから前に一つ進むのが多いです。横に進んでも見えます。目を凝らすと正面に仏が見えます。暗黒、灰色、透明の色ガラスようなものが前にあり、何もないようです。が、よく目を凝らすと仏が見えます。正面が透明な時に仏はクリアに見えます。無我、仏(涅槃)などのエリアです。このエリアにゆくには、黒いボックスの前に出るか、どのエリアでも、卒塔婆から横に3つ進むと入れます。

2, チャクラのエリア
 チャクラに入るには心のエリアから横に2つ進みます。チャクラに入るとここに瞑想の目が移動します。正面の右上を触るとチャクラを進みます。正面の下側を触ると、チャクラが後ろに進みます。
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3, 段階のテーマのエリア
 このエリアに入るには心のエリアから上(横より上がよい)に1つ進みます。この暗い箱型のエリアです。正面に段階のテーマを感じます。正面の壁を触ると、感覚や認知を強めたり、弱めたりできます。運動神経を高めることもできます。
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4, 心のエリア-瞑想空間
目をつぶると、ここの中に入ります。ここから、好きな部位に入ります。実際は暗い色です。詳しい説明はここです。
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5, 記憶のエリア
 ここに入るのは仏のエリアから右に進みます。心の空間から4つ進みます。真っ暗です。左右に記憶がここで14段階のテーマごとに分類されています。記憶にアクセスできる場所です。六道輪廻や臨死時に人生を思い出す走馬灯と自分の過ちを見直す最後の審判などが体験できます。この中を進むと、胸の円を回ります。

6, 意識(五感・認知)のエリア
 心の空間から横か下に5つ進みます。段階を決めます。五感の一つ視覚に焦点を移すと、透視したものが正面に見えます。

7, 肉体のエリア
 心の空間から横か下に6つ進みます。ここは肉体が箱の中に詰まっている感じです。位置によって、感じられる肉体の部位が異なります。正面は顔、お腹です。後ろは背中、後頭部などです。
心から各エリアにゆく方法
 心はこうなっています。今後記す。

まとめ
 心の中に卒塔婆があります。瞑想でこの中を動き回ります。卒塔婆の知識を復活させました。これは日本仏教において歴史的な出来事です。各部の詳しいことはそれぞれを見てください。

 では。

(2021/1/15 全面的に修正、2021/11/16)